pedalmafia blog:ペダルマニラ

April 27, 2007

through the traffic...

みなさん走ってますかーーーー!!!
元気があればなんでもできる、猪木が走ればみんなも走る。
公道は常に危険と隣り合わせです。気をつけて走りましょう。

さて「交通とは生き物である」という専門家の言葉がありますが、
まあ日本は何事もきっちりシステマチックですから、
なかなか自由に公道でフロウするのは難しいですね。
ということで今日はお隣のアジアの交通事情から「公道とは何か」を少し勉強してみましょう。

まずはベトナムの首都ハノイから。かなり活き活きしてます。
個々の危機予測・回避能力が高くないとここまで交通はフロウしません。


お次はまたもやベトナムから。ホーチミン市(旧サイゴン)の様子。
一言なんでもあり、まさに交通のヴァーリートゥード状態です。


そしてついにトラフィック動画界のキングオブキングス、インドの登場。
どうですかこのフロウ具合。公道ビギナーはまずこれを見て勉強しましょう。
行くべき時、止まるべき時、ライン取り、タイミング、判断力、危機予測・回避能力・・・・、
インド人は神です、そして交通とはアートです。


オマケで我が祖国フィリピン・マニラから。
流石「アジアのお荷物」といわれるだけあってやはり狂ってます。
交通警官なのですが、交通をフロウさせる前に自分がフロウしちゃってます。


  

Posted by pedalmafia at 04:19

April 09, 2007

trip to manila!!

海外の自転車シーンっていうとたいがいの人たちはサンフランかニューヨーク、
もしくはイタリア、ツールドのフランスあたりを思い浮かべるんだと思うけど、
やはり日本人なら欧米ばかりではなくお隣の国々、アジアにも目を向けてみたいもの。
我々が暮らすこのアジア圏にもその土地の風土に溶け込んだ
意外な自転車シーンがあることに気づかされます。

ということで現地の自転車事情視察を兼ねて、フィリピンはマニラに飛んできました。
日本から約4時間、飛行機に揺られてマニラ空港に到着すると、
もわっと一気に熱気に包まれてうっとおしいくらいの南国風情。
荷物をほどいて早速マニラの街を歩いてみる。

公道で見かける自転車はほとんどがマウンテンバイク。
路面は安いコンクリを使用してるため所々が剥がれてデコボコだし、
マンホールの蓋が盗まれて(鉄クズ屋に売っちゃうんですね、こっちの人たちは)
路上にぽっかり穴が開いてるようなお国柄なんで公道もマウンテンなわけです。
しかも信号は節電のため環状線のような大通りでも稼働してないことが多く、
基本的に「無視する」のがご当地スタイルの様子。
さらに自転車をよくよく見てみると、
トップチューブにベニヤを張って子どもを乗せてたり、
段ボールで泥よけを作ったり、自分の生活スタイルに合わせてカスタムし放題。
路肩に止めてある自転車はヒモで電柱に結んであるだけだったりして、
なんとも東京の方が治安、全然悪いですね〜なんて思ってみたり。

manilaboysbikemanilabianchibike2



















とまあ、いきなりカルチャーショックに一人「ありえねー」を連発しつつ、
なにはともあれ今回の目的地、パサイ市にあるカルティマール市場へとタクシーを走らせる。
ここは外国人はあまり立ち寄らない庶民のエリアなのだけど、
10店近い自転車屋がわさわさと軒を連ねているマニラ有数の自転車マニアスポットらしい。
当然ここではさらに「ありえねー」光景を目の当たりにすることに。

道ばたでリム組をしてる親父はヨレヨレのランニング着てビール片手にグダグダ、
日本じゃ考えられないかもしれないけど、幼児用の三輪車を持ち込んで、
「クランクとハブが壊れたから」とか言って、店員もちゃんとそれに対応できてるし。
店も店で激重のメイドインマニラのオリジナルリムの横にカンパのリムが1本だけあったり、
何穴?っていうぐらいスポークの数がやたら多い完組ウイールが売ってたり、
スパイダーマン仕様のBMXの横にコルナゴのビンテージロードフレームが飾ってあったり、
イケてるとかイケてないとかそういうことを超えた世界っていうか。
挙げればキリがないほど「ありえねー」光景にぐわっと襲われて
パーツ掘る気も失せるくらい一瞬完全に思考停止しちゃいました。

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お客さんの自転車もボロッボロなんだけど、どれも雰囲気があって個性があって、
なんかほんとオリジナル、つまりカッコよかった。。。。
もちろん東京で見る自転車たちもカッコいい。
だけど、自転車ってなにより第一に生活に密着した乗り物なんだなってこと。
マニラの人たちはもちろんお金がないからなんだろうけど、
三輪車だろうがなんだろうが1台の自転車を愛着を持って長い間大切に乗り続けてる。
お兄ちゃんのお下がりであろうダブダブのTシャツを着て、
愛車に颯爽とまたがって遊んでいた子どもたちは、きっと大人になっても
こういう思い出は忘れないんだろうなあ。
デジカメ片手に目を細めて感慨深げにそんな光景をひたすら眺めている、
日本人をマニラの皆さんは不思議な目をして見てました。

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日本も日本でいま自転車熱がもの凄い高まってて、
実際自分たちもバカみたいにハマってるけど、
でももしかしてマニラにいる彼らの方が何倍、何十倍も自転車の魅力を知ってるかもしれない、
そんな風に思わせてくれる自転車ワールドが確実にこの国にはありました。
パーツももちろん掘りましたけど、それ以外にもたくさんの刺激をもらった気がします。

ああまた行きてーな、マニラ。
今度は絶対愛車を持っていって、マニラの人たちと一緒に公道爆走してやるんだ。
むふふ。。。

※flickrにて今回のマニラ旅行の写真をただいま絶賛公開中!!
http://www.flickr.com/photos/pedalmaffia/  
Posted by pedalmafia at 05:59