この日は行きたいところがあった、、
そう、先日レポした作品群の作者(城たいが氏)の作品(ダルマ)たちが、
ところ狭しと生駒の山奥に、今でもひっそりと佇むという、
宮崎のディズニーランドこと、ex『初代ダルマの里aka猿飛仙人村』だ
天気の良い日、いつもの道玄坂から出発だ
宮崎から、先日訪れた『みやまどり苑』の店先をかすめて生駒高原へ
どんどん奥へ
「たしかココからだったような、、」
「たしかこの辺だったと、、」と、
スムースなゲンちゃんのオペレートが朝から冴え渡る!
そう!ミッションがサクセスするかどうか、準備の段階で決まるのだ
今回はほぼ場所の特定が出来ていた事で、すべての状況が我々を味方した!
さすがゲンちゃん♪
ブッシュを分け入ると、獣道のような『道』が我々を奥へと誘(いざな)う
数年ぶりか、数ヶ月ぶりかの客人たちを出迎えてくれるダルマ
輪廻を表現しているのだろうか
見覚えのある作風、好きなシリーズ
上の作品と対(つい)なのか、何か惹かれるバイブスだ
足下に目をやるとこんな作品も、、
『男のドリームバケーション』とあるが、我々にとっては『今でしょ♪』
昔は、空き地や裏山で見つけた、パリパリになった劇画雑誌のページを、
鼻息荒くして剥がしてめくって、オトナたちの変態にショックを受け、
いずれ少年は立派な変態に育っていったっていうのが世の常だが、
これでは『ドリーム』を覗く事は出来ない、、思いを馳せるだけである。。
いやはや、、便利になったのか不便になったのか、、、
3mほどある大きな作品
上の写真の作品の裏側の骨組みには女性用のブラが、、
ココではスニーカーではなく、ブラなのだ。。
作者のメッセージをおじいちゃんダルマが伝える
『豊かな心に豊かな人生、、』
『開発主義繁栄謳歌、飢餓の地獄を慈眼で見、ゴルフ温泉美酒の夜・・』
ジャスライカイースター島のモアイ♪
ダルマ路とは、、
すげーデカいです
お髭の達磨さんもココではよく見ます
大傑作・『捨捨族老人』マジでかっこいい!
ゲンちゃんとパシャ、とても大きな傑作だ
誰かに似てるような
灯籠の中の電球は割れていなかった
いったいどれだけの歳月が流れたのだろうか、、
隊員がロープを伝い決死の覚悟で谷を下る
と、谷底には、まるで天国のような信じられないオアシスが!!
なんだココは!?夢でも見てるのか??
ターザンロープも垂れてるし、水はメチャんこきれいで透き通っている
次回はウェットでスノーケリングですねこりゃ♪
少し下ると、今度はいきなり大きな滝の上に出ました。なんだココ!?
しっかし下までメチャんこ高い!こえー、いったい何なんだココは??
大きな滝の脇の崖の端にはミツバチの巣箱が
しっかし落ちたら一発、すげーところに置くものだ、
コンコンってやったら中からミツバチが出てきた
後ろを振り向けばまたダルマがw
個人的に大好きな作品、メチャんこよいです
おっ、、なにやら見えるぞい、大きなヤジロベーかな
反対側からはこんな感じ
色もカタチも、今まであまり見ない作風のダルマが出てきました
コチラはとにかくデカい、中に祭壇がありました
側面にレリーフ、『地球は誰のもの?』
側面のレリーフが秀逸、戦争へのメッセージかな
『stop the war』
廃屋の脇には鳥居が確認できる
奥にはお稲荷さんのキツネかな
鳥居からの最も奥、キツネさんの上にはこの達磨さま、
きっと特別祀ってあったであろうということは周囲からも容易に想像が出来る
順路?に戻るとニコニコだるま
得意とする「ラビット型」
薮の中に佇むダルマ、この辺りは色使いも紺や青いものが目立つ
大きな「ラビット型」が倒れ込んでいる
『〜無邪気に喜ぶとき、その喜びの波長は、天の力に呼応し・・・』
多くのお客さんがココを行き来したのか
女の子をモチーフとした素晴らしい作品だ、『時計』と書いてあるが、、
ミシンは誰かがあとから置いたものと思われる
これまでいったいどんな時間を紡いできたのであろうか
珍しい色使いの「豚ちゃん」
工房だったのだろうか、作りかけの作品も、、
一体どんな音楽?がプレイされていたのか
工房の柱にぶら下がるダルマさん
製作中だったのであろうか
可愛らしいですね、凄いバランス
こちらもかわいい、クスリ屋さんの店先にありそうです
「ラビット型」にまわしが、何故か大人をドキっとさせるw
ココが受付のようだ、中に入れた
転がっていたスクエアなダルマ、
ニコニコダルマ
3体並んでの群像か、眼の入れ方が絶妙♪
まるで水木しげるの妖怪のよう
薮の中でしっかり自己主張
ごろんと転がった大きなダルマ、上品ですね
どうやら人気アトラクションだったようだ
一通り山の中を探検すると、時の頃はもうお昼過ぎ
朝からの探検でもうお腹ペコペコです、美味しいもの食べましょう!
素敵な生駒高原を抜けて
こんなにきれいなのに、、おっさん二人にはもったいのない!
k「水神?」
k「ゲンちゃん、オレたちこれからご飯食べにいくんだよね??」
g「ええ、この奥で」
k「え、何なに?この奥にあるの?」
歩道を進むと、とってもきれいな水が沸いてます、
地元の大切な水利ですのでフェンスで厳しく管理されています、
まるで天国のような景色です(行ったコトないけど、、)
さらに進むとなんとッ!?山の中にこんな素敵な空間が!
この川床?でご飯を戴きます
「かんぱーい♪」
そうです!これから『泉の鯉』で、きれいな水の中を泳ぐ鯉を戴くのです
鯉のあらい(刺身)と鯉コク(鯉のアラのお味噌汁)と鱒の塩焼きです
はじめての鯉でしたが、こんなきれいな水で育ったんですから
臭みもなくコリコリ食感で酢みそで美味しく戴きました。
鯉コクはクリーミーでお出汁もとっても美味!ごちそうさまでした♪
『泉の鯉』
お腹いっぱいになったら帰り道の温泉で疲れをとって、
屋上ビアガーデンで、イソップ、ノリくん、BIG BUTTER KENと乾杯♪
今年初のビアガーデンは、あぁ気持ちいい〜
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半日かけて探検しつくした生駒の山の中は、
思わぬ滝やマル秘スポットの発見もあり、とても素敵なところでした。
ドキドキの止まらない時間は、まるで小学生に戻ったような、
まさに裏山の探検そのものでした。
現在、作者の城たいが氏は京都でお店を開かれていて、
そちらで色紙やカレンダー、城たいがブランドの焼酎等が売られているようです
via:
これからも、心のない盗掘被害や破壊行為などに遭わぬよう、
作者のメッセージとともに、このまま残って欲しいと思います。
素敵な時空にお邪魔をさせて頂きました