先日、18日/19日の2日間、「
PEDAL ID」の試作品と共に大阪へ行ってきました。
そんなDEEPな珍道中を簡単ですがご紹介します。
まずは「
新家工業株式会社」本社を表敬訪問。
丁度、展示会中ということもあり色々チェックさせていただきました。
ARAYAといえば、英国の名門「
RALEIGH」の
日本法人「
ラレー・ジャパン」でも有名。
そこで気になった車両を紹介!
ラレーが新提案するシングルスピード。
なんとシマノ製Inter-8「内装8段」を採用した街乗り快適仕様車を発見!
従来のシングルバイク、トラックバイクをイメージしながらも
乗りやすさと軽快な走りを追求したモデルとの事。
26インチの採用で、だれでも乗りやすい設計になってるので
個人的にすごく惹かれました。
散歩がてらゆっくりサイクリング!って感じですね。
お次はラレーのミキストフレーム!
こんなのもいいですね!
本格的なクラブモデルも。
こんなフレームを乗りこなすには
まだまだ経験も年齢も重ねないと・・・・
もちろん最新カーボンロードもチェック!
その後、しばし談話。色々最近の自転車事情等、参考になるお話を
させていただき新家工業さんをあとにしました。
お腹も空いたところで今回、ナビゲートをしてくれた
「
BEANS」のおっさん、いやいや、増田さんおすすめのそば処「
ふる里」へ。
増田氏、入るなりケースに陳列されている「寿司」をとる。
なぜそば屋に寿司!?と単純な疑問をいだきつつ、真似して寿司をGET。
ここの流儀かなと、変な納得をしながら「天ぷらうどん」をオーダー。
これがまたウマイ!なんともいえないコシにやられました。撃沈です。
・・・っと、満腹感を味わいつつも、次の訪問先へ。
その前に剥離屋に用事があるとの事で、それじゃあって事で同行。
滅多に見る事ができない職人の世界。軽く大人の工場見学。
町工場や倉庫が軒を連ねるDEEP工業地帯に到着。
で早速、剥離上がりのフレームをチェック。
「ネ、ネオコット!?」これはまたマニアックな・・・しかし、かっこいい。。
このチュービングがなんともエアロな・・・
あたりまえですがロウ付けの具合も確認できます。
かなり貴重なショット。
剥離屋に寄り道しつつ、次なる訪問先、
「
パナソニックサイクルテック株式会社」へ。
そして、なんと案内役には、同社の歴史ある自転車事業のすべてを
知る斧氏、POS製造チームの森本氏、松本氏と、輪界ではレジェンドな3方に
パナソニックの自転車製造の歩みやPOS製造などetc...ユーザーに
とってはなかなか耳にする事のない詳しいお話を聞く事ができました。
で、訪問ついでに製造ラインなどの工場見学もさせていただく事ができました。
※残念ながら製造ラインということで写真撮影は控えました。
NJS認定のフレームを製造している同社ですが、スポーツバイク以外にも
軽快車などを数多く製造しています。
最近では電動アシスト自転車が主流ですが、その研究もすべて自社で行い、
ここで製造される製品、細かなパーツにまで、すべてにおいて
厳重な試験がおこなわれています。
普段、目にする事ができない行程ですが、
自転車を安全に、快適に乗る事ができるのもこうした企業や、働く人の努力あっての
事だと改めて感じました。
各フレームの製造工程においては、
チタンフレームの製造ラインや、塗装行程など、事細かく説明していただきました。
もちろん、トラックフレームも。
そして、最後に歴代のフレームが鎮座している
ショールームも見学させてもらい見た事がないような、
前後ディスクのファニーフレームなど
貴重な資料を拝見。
最近、話題のチャリキチ映画「
シャカリキ」の撮影で使用された実車も拝見。
※今回、同社はPOSを中心に様々な
機材供給をおこなっています。
いろんなお話を聞く中でおもったのが、
最近はシングルスピード/トラックが流行していますが、
自転車の楽しさはそれだけじゃない!
作るたのしさ、乗る楽しさを改めて実感しました。
もっと自転車そのものを好きになってほしい。
と考えつつも、反面、自分のチャリ歴は、まだまだ浅いなと。
と、パナソニックをあとにした車内で一人思いにふけながら
次の訪問先、「
ナガサワ・レーシングサイクル」へ・・・
つづく。